
O.A.
京浜支店 輸送課
2022年入社
すべての車を遅れることなく
配車できたときは、
もう、達成感に満ち溢れます!
「前職と似ているな」。親近感から配車業務に興味。
転職で入社しました。以前は空港で保安検査員をしていましたが、ある程度、経験を積んだ時点でその先のステップアップや昇給がないことに気づき、「このまま年齢を重ねても不安だな…早めに転職しよう」と考えていました。
入社を決めたのは、もともと自分はオフィスワークに向いていない、つねに状況が変化する環境が合っていると思っていて、ドライバーに指示を出して貨物を動かすといった流動的なところが「前職と似ているな」と親近感を覚えたためでした。
現在の業務は、無線でドライバーさんとやり取りしながら、当日・翌日の配達先のコンテナの搬出、コンテナの返却など指示を出しています。基本的には1日を通して無線が鳴っています。無線が鳴ったらすぐ応えられる体制を取りながら、コンテナの配達または返却に行くドライバーさんを決めたり、その合間合間でちょっとした書類作成とか明日の配達を決めます。ドライバーさんの帰る時間が各々違うので、全員分の配達先などの詳細をまとめた用紙も作ります。配達先に渡さなければいけない書類がある場合は、担当者のフォルダに入れて棚に仕分けます。これらを無線の合間にやっています。

いまではドライバーの声だけで誰なのか分かるように。
無線は鳴らない時は鳴らないんですが、鳴る時はもう立て続けに鳴ります。だからつねに考えておいて、すぐ応えないといけない。「次はこの配達に行ってもらおう」と思っていても、道が混んでいて帰ってこなかったり、途中でパンクしてしまったり。そういうときも臨機応変に次の指示ができるように考えておきます。
保安検査の仕事も、検査で何か引っかかるとその担当者が外れます。その都度、レーンのスタッフでフォローし合うなど臨機応変に対応していました。配車業務と保安検査は、「変化に対応し一瞬で判断する」ところが似ていると思います。
最初に無線を取ったときは、これが誰の声でどの車両に乗っているのかさっぱり分かりませんでした。その後まもなく、特徴ある人の声が頭に入っていることに気付いて、そこから車両番号と名前だけをがんばって覚えて、あとは会ったときに顔を一致させていきました。いまはドライバー全員を無線番号を見ずに声だけで誰だか分かります!声、無線番号、名前、顔が一致すると、仕事が一気にスムーズになりましたね。
立て込んだ日が終わると、”お疲れさまの空気”が流れます。
無線の担当はいま3名です。つねにどういう状況なのかなど情報を共有して、うまくいったときは「うまくいったね」と声を掛け合います。輸送課内では立て込んだ日が終わると、”お疲れさまの空気”が流れます(笑)。
最近は、自分の指示で何十台も動かしている実感がだいぶあります。配達に遅れることなくすべての車を手配できたときは、もう、達成感に満ち溢れます!自分で考えて手配しているので、あくまで自己満足でしかないのですが(笑)。
先輩はわからないことがあればていねいに教えてくれますし、みなさん壁がないので聞きやすいです。少人数なので困っているとすぐに気付いてくれます。輸送課に限らず他部署の数人と予定が合えば気軽に飲みにいく仲です。だいたい品川か蒲田ですね。
私の予想どおり、配車業務は自分に合っていました。日本コンテナ輸送の仕事は、つねに変化する状況を楽しみつつ、その都度、柔軟な対応がとれる人に合うと思います。

1日のスケジュール
出社 | |
業務開始 メールチェック、早出担当者からの引継ぎ。 無線でドライバーとやりとりしながら、配達の手配、コンテナ返却、翌日の配送コンテナ搬出の手配、翌日の配達の書類作成、リーファーコンテナのコンセントチェック等を行う。 | |
昼食 | |
業務再開 | |
業務終了 ドライバーの点呼など |