5大港の各拠点から
輸出入・製造ビジネスを見つめ、
つねに最適な輸送を
追求しています。
国際海上コンテナ輸送のパイオニアとして、
未来の物流を支える
日本に初めて外航コンテナ船が就航した1967年。日本コンテナ輸送は、日本郵船株式会社と日本通運株式会社の共同出資により設立されました。以後50年以上にわたり、海上コンテナの陸上輸送のパイオニアとして日本の製造現場と輸出入ビジネスを支えています。
当社の強み:4つのポイントで支える高品質輸送
Point 1
5大国際港に直結した拠点
日本コンテナ輸送は日本の5大国際港、東京港・横浜港・名古屋港・大阪港・神戸港すべての大型船が着くコンテナヤードに、営業および車両の拠点を設けています。この立地の利便性を最大限に活かし、機動的なコンテナ輸送を構築しています。
Point 2
強力なネットワーク網
設立から50年以上にわたり、国際海上コンテナの輸送に携わってきた当社。その間、さまざまなお客様のニーズに応え続けてきました。
輸送の幅を広げるため、これまでに多くの企業様とパートナーシップ契約を締結してきました。今後も、強固かつ広範なネットワークを活用し、柔軟で機動性の高い海上コンテナ輸送を実現し続けます。
Point 3
敏速に保税運送できるAEO事業者
日本コンテナ輸送は、2013年にAEO (特定保税運送者)として税関より承認されました。
特定保税運送者とは、貨物のセキュリティ管理とコンプライアンス体制が整備された運送業者です。
個々の保税運送の承認が不要となり、簡易な手続きで保税運送を行うことができます。
Point 4
徹底されたコンプライアンス
日本コンテナ輸送の親会社は日本郵船株式会社と日本通運株式会社。そのため両社に準じたコンプライアンスを徹底しています。
陸上輸送のプロとして重要な社会インフラとしての高品質を維持するため、貨物自動車運送事業法・道路交通法・道路運送車両法の遵守に注力しています。
また、いわゆる「ホワイト物流」を推進する運送事業者として、トラック運転者の労働環境改善や物流の効率化に努めています。
あらゆる貨物に対応する多様なコンテナ

ドライコンテナ
最も一般的なコンテナで、取り扱い貨物の約90%を占めます。工業製品、日用品、食品、電化製品など多様な貨物に対応します。
長さ20フィートと40フィート、45フィートの3種類があり、高さは8フィート6インチ(2.6m)と「ハイキューブ」と呼ばれる9フィート6インチ(2.9 m)の2種があります。

リーファーコンテナ
(冷凍・冷蔵)
冷凍・冷蔵貨物など、一定の温度管理が必要な貨物に使用します。
野菜・果物・肉・魚などの生鮮食品、美術品、医薬品、精密機械、フイルムなどの輸送に使用されます。
長さは20フィートと40フィートがあります。

タンクコンテナ
軽油・石油・化学薬品などの液体貨物を輸送するコンテナです。ISO規格に則って設計・製造されており、国内外への船舶・車両・鉄道による輸送に対応しています。
日本コンテナ輸送は当社グループにおいてISOタンク積載可能なタンクシャーシを多数保有し、国内屈指のタンクコンテナ輸送実績を誇ります。
また、コンテナの洗浄・メンテナンス・定期検査・保管業務といったタンクコンテナに関する業務もグループネットワークにて提供可能です。

多様な輸送経路で貨物を確実に届ける
国際海上コンテナの輸送経路は、港から工場・倉庫といった輸入貨物の動きがもっとも多くなります。そのほか、国内から国内への輸送や、港を通過しない輸送など、いくつかの経路があります。
国際海上コンテナ輸送の
基本経路
一般配送
輸入の場合:外航船によって港に到着したコンテナ貨物に税関手続きなどを行い、工場や倉庫などへ輸送します。そこから別の配達地への輸送もできます。
空のコンテナは必ず港に返します。
輸出の場合:工場や倉庫などに空のコンテナを輸送し、貨物を積み込んで港に輸送します。
モーダルシフト
環境への配慮から、トラック輸送と内航船輸送・鉄道輸送を組み合わせた輸送方法を活用。
CO2排出の削減やドライバーの負担軽減を図ります。
おもに5大港(東京、横浜、名古屋、大阪、神戸)に来た外航船の海上コンテナを内航船または鉄道がピックアップして地方港・地方鉄道貨物駅へ運び、そこからお客様の工場や倉庫に届けます。
当社は内航船バース・鉄道貨物駅までの陸上輸送を担当します。
インランドデポを利用した配送
港が遠い内陸に設けられたインランドデポにコンテナを一時的に保管します。インランドデポからお客様の工場や倉庫へコンテナを輸送するため、港発着よりも車両の走行距離が短縮されます。ドライバーの労働時間が削減され、多様な働き方の増加とドライバー不足の緩和が期待される配送です。
安全・効率を支える
輸送業務の流れ
輸送業務の流れと体制
コンテナの輸送業務は、営業課と輸送課が協力して行っています。営業課は、受注・各種書類の手配・営業活動などを通じてお客様と密に連絡を取り合い、そのニーズにお応えできるように、また、輸送課は、ドライバーの状況、車両の特性、交通事情、そして天候など、輸送に関わるあらゆる要素を的確に把握し、総合的に判断したうえで最適な運行ルートを選定しています。
これにより、安全性の確保はもちろんのこと、輸送効率の向上や環境負荷の低減にも積極的に取り組んでいます。この両課の連携プレーにより、お客様の大切なコンテナを、確実かつ迅速に目的地までお届けします。

業務の流れ
営業課
集荷営業活動
1.取引先等への集荷活動 2.運送条件の交渉 3.契約
受注業務
1.取引先と金額や日程などの運送条件を調整する 2.NCY輸送システム(SINDBAD)へ入力
(輸送課と運送情報の共有)
輸送課
配車業務
SINDBADで登録された運送情報より配車指示
一次配車
安全かつ最適な輸送ルートの選定により、環境負荷の低減に配慮した輸送計画を立案
二次配車
一次で作成された輸送計画を実行する
(営業課と運送完了後のフィードバック)
営業課
請求業務
1.業務内容確認 2.請求金額確定 3.請求書発行
輸送課
請求業務
請求・下払い業務 1.業務内容確認 2.請求(下払い)金額確定 3.請求書発行
SINDBADシステムの活用
自社開発の業務支援システム「SINDBAD」により、受注→配車状況→作業完了→請求までの業務をトータルで管理しています。
タブレット端末との連携で、現場とのリアルタイムな情報共有を強化しています。